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ミッション:愛液に濡れたパンティーでオナニーさせるのだ

 ある日の事だ。
 
「ねえ、お兄ちゃん。これ、なに?」

 柚季の声にテレビの画面から視線を移動させる。

「……魔法界と繋がるゲートだ」

 宙に浮いた、複雑な模様の円は、間違いなくそれだ。
 サメリが訪ねて来る予定はないし、イルの様な敵対者は侵入出来ない様、結界を張っている。
 ならば、これは一体。
 
(って、悩んでいる暇も無さそうだな)

 ゲートから漂い始めた圧倒的強さの魔力に、俺は全身の毛が逆立つのを感じた。
 もちろん、チン毛もだ。
 
「何だか分からんが、危険っぽいから、こっちへ来い」

 柚季の身体を抱き寄せ、ゲートを潜らんとする者への警戒を強める。
 ぬぅ、と、巨大な腕が生えて来た。
 それを皮切りに、ソイツはゆっくりと、ゲートを抜け出た。
 いかにもアホと言った顔付きの、巨漢だった。
 
「こ、こいつは、まさか……!」

「お、お兄ちゃん、この人……誰……?」

 半開きの口から涎を滴らせ、巨漢は腕を振り上げた。
 
「俺の魔法を見せてやろぉぉ!!」





 豪腕から繰り出される一撃を、咄嗟に展開させた結界で防いだ。
 一瞬遅れれば、今頃、俺の頭部は床に転がっていただろう。
 
「お、お兄ちゃんっ」

 抱き付いて来た柚季の身体は、恐怖に震えていた。
 
「大丈夫だ。この結界、魔法には弱いが、物理攻撃では絶対に壊れない」

 俺の言葉に、わずかではあるが、柚季は安堵の表情を浮かべた。
 この巨漢、『不死身のデーブ』と呼ばれ、魔法界では非常に恐れられている存在だ。
 あらゆる結界をすり抜けるゲートを生み出し、神出鬼没に現れ、暴虐の限りを尽くす。
 呼び名の通り、不死身であり、倒す方法はたった一つしかない。
 
「そ、その倒し方は……?」

「奴にオナニーをさせる。それしか無いのだ」

 不死身の力の根源はオナ禁(オナニーをしない事)だ。
 その力を失えば、デーブは穴の開いた風船の様にヘナヘナと萎んで消滅すると言われている。
 
「……なにそれ」

「俺に聞かれても困る。魔法界は不思議と夢とエロスでいっぱいなんだよ」

 ざっと説明を終えたところで、デーブが何度か結界を殴りつけた。
 
「お、お兄ちゃん、ここは、本当に安全なんだよね?」

「ああ、物理では壊れんが、デーブは魔法も使う。頭が悪いから、大概はがむしゃらに暴力を振るうだけだが」

 万が一にも魔法を使われたら、一気に壊滅だ。
 早めに手を打たなくてはなるまい。
 俺は柚季の腰に手を回して、身体を手繰り寄せた。
 
「なにを……ん、んん……ん……」

 強引に唇を奪い、舌をねじ込む。
 柚季は驚きつつも、俺に合わせて舌を伸ばしてきた。
 互いに貪りあう様な激しいキスをしながら、俺は柚季の尻に手を伸ばした。
 ふにふにと柔らかな尻肉を揉むと、柚季の吐息が熱を帯びて来た。
 チラリとデーブを見ると、小さな唸り声を上げつつ、こちらを凝視している。
 
「ぷはっ、お兄ちゃん! こんな事してる場合なの?」

「奴の様子を見てみろ」

 柚季がデーブの方を向いた。
 腹の肉に埋もれていたデーブのちんぽが、勃起し、顔を覗かせている。

「分かったか? 俺はこれから柚季にエロい事をして、奴のオカズにしようと思っているぜ」

「ええっ!? そ、それは流石に恥ずかしいよ……」

「そんな事を言ってる場合ではない!」
 
 俺はもう一度柚季にキスをした。
 少し大人しくなった柚季の背中に手を伸ばし、ブラのホックを外した。
 服に手を突っ込み、ブラジャーを抜き取った。
 
「下着は新しい物を買ってやるから、我慢しろ」

 俺はブラジャーに透過の術を掛けた。
 これでブラジャーは結果をすり抜ける事が出来るようになった。
 デーブに向けてブラジャーを放り投げた。
 
「ふぉぉっ!? ふぉっ、ふがぁふがあぁ」

「やっ、やだぁ。匂い嗅いでる……」

 まだ衣服に包まれたままのおっぱいをゆさゆさと揺らす。
 
「んっ、ふあ、くすぐったいよ、お兄ちゃん……」

「そうか、くすぐったいか」

 俺はぷっくりと膨らみ始めた乳首を摘まんだ。
 
「ひゃっ、あっ、あぁっ、やだぁ……」

 コリコリとした手触りを楽しむように指でこね回してやった。
 柚季が発情した様に、鼻にかかる高音で喘ぎ声を上げた。
 デーブはブラを鼻に押し当て、柚季の胸を見ている。
 
「柚季。自分で胸元開けて、あいつにおっぱいを見せてやれ」

「や、やだよ、そんなの恥ずかしい……」

 わがままな妹だ。
 甘やかすのは良くないと思いつつも、兄として、俺は少し手伝ってやる事にした。
 乳首の感度を高め、触りたくて仕方が無くなる魔法を掛けた。
 
「んっ、くっ、ふぅ……お兄ちゃぁん……おっぱいジンジンするぅ……」

「俺の言う事を聞けたら、たっぷり弄ってやる」

 柚季は身体をふるふると震わせ、迷っているようだが、割と呆気無く快楽に負けた。
 ゆっくりと胸元のボタンを外し、中に着ていたタンクトップを捲り上げた。
 露になったおっぱいに、デーブは歓声の様な咆哮を上げた。
 真っ白なおっぱいの中心で、薄紅色の乳首はぴょこんと勃起していた。
 
「良い子だ」

 柚季の豊満な胸を揉みながら、指先で乳首を撫でる。
 
「ふっ、あっ、あん……」

 むにゅむにゅと形を変える柔らかなバスト。さぞ、淫靡な光景だろう。
 俺は見せ付けるように、いつもよりも大げさに柚季のおっぱいを責めた。
 揺らし、揉み込み、乳首を弾き、摘まみ、引っ張った。
 
「あ、あぁぁ……はぁっ、はぁっ……うんっ、んっ……」

 柚季の嬌声が心地良く耳に響く。
 そろそろ下も頃合だろう。
 太股の内側に指を沿わせ、上へ向かって撫で上げた。
 指先に感じる、ぬるぬるとした愛液の感触。
 
「恥ずかしい妹だな。こんなに濡らして。自分で出した物だ、お前が舐めて綺麗にしろ」

「ん、んん、や、やだぁ、お兄ちゃん、意地悪しないで……」

「駄目だ。それともココで止めて欲しいのか?」

 俺の自慢のエロ妹が、ここで止めて欲しいなどと、言うはずがない。
 絶頂も精液も、まだ与えられていないのだ。
 俺の読み通り、柚季は指に付着した愛液に舌を伸ばした。
 ぺろぺろと舐めだしたが、まだだ。まだ足りない。
 
「そんな舐め方じゃ、いつまでも綺麗にならないぞ?」
 
 ぐちゅぐちゅに濡れた下着の上から、おまんこを揉みながら、柚季を急かした。
 柚季は大人しく俺の言葉に従った。
 口を開き、指をぱくりと咥えると、じゅぷじゅぷと淫らな音を立て、顔を動かし始めた。
 
「まるでちんぽを舐めているみたいだな」

 俺はご褒美に、クリトリスを軽く撫でてやった。
 柚季がビクリと身震いし、くぐもった喘ぎ声を漏らした。
 そろそろ良いだろうか。
 俺は柚季に足を上げる様に指示して、パンツを抜き取った。
 愛液の滴るパンツを、デーブに向けて投げ放った。
 べちゃっと音を立てて、パンツが床に落ちた。
 
「入れるぞ、柚季」

 柚季は結界の壁に手を付き、尻をこちらに突き出して来た。
 可愛らしいお尻の割れ目の、さらに先、おまんこは愛液で濡れ光っていた。
 すっかり固くなっているちんぽを手に取り、そこへ押し当てた。
 
「ふっ、んんっ……お兄ちゃんのおちんちん、熱い……」

 蕩け切り、ちんぽを待ちわびる柚季のおまんこに、亀頭の先端を押し込んだ。
 熱くうねる膣壁が纏わり付いて、ちんぽを迎え入れた。
 
「あ、あぁぁ……」

 柚季がか細い喘ぎ声を漏らす中、俺はちんぽをさらに奥へと突き入れた。
 根本まですっぽりとちんぽが入ると、柚季は深い息を吐いた。
 そう言えば、指で慣らすのを忘れていた。
 俺は腰をゆっくりと引き、同じ速度で突き出した。
 
「うっ、あっ、あんっ……」

「デーブが見てるのに、いやらしい顔してるぞ、柚季」

「やっ、あっ、言わないで……」

 徐々に腰を動かす速度を上げていく。
 ぬちゃぬちゃと響く粘着音も、合わせて大きくなっている。
 
「お兄ちゃんのおちんちん、好きぃ、気持ち良いよぉ……ん、んんぅ……」

 デーブを見ると、狙い通り、柚季のパンツを自らのちんぽに被せて扱いている。
 この調子で行けば、奴を倒せそうだ。
 俺は柚季の身体に手を回し、上半身を起こさせた。
 少々ピストンはし難くなるが、少しでも卑猥な絵図らを作りたかった。
 右手で柚季の身体を支え、左手で股間をまさぐる。
 ぷっくりと膨らんだクリトリスを手探りで見つけ、軽く摘まんだ。
 
「あっ、あっ、あぁっ、ダメェ、お兄ちゃん、それ、やっ……あっ、あんっ、気持ち良いのっ……」

 おまんこがきゅっと締まり、ちんぽを締め付けた。
 やり難さを感じつつも、クリ弄りと同時にピストン運動を繰り返す。
 
「はっ、あっ、あっ、ああぁぁーっ! イクッ、イクぅぅ!!」

 柚季が悲鳴をあげて、身体を震わす。
 千切られそうな程に、おまんこがちんぽを締め付けた。
 
「うっ、くぅ、キツイ……俺もイキそうだ……」

「はぁっ、はぁっ、来て、イッたばっかりの柚季のおまんこに、お兄ちゃんの精子、びゅーびゅーして!」

 柚季の淫語おねだりが引き金となり、俺も果てた。
 びゅくっ、びゅるっ。
 子宮にたっぷりと精液を注ぎ込んで、俺はちんぽを抜いた。
 一瞬忘れかけていたデーブを見ると、奴もオナニーを終えた様だった。
 デーブが吐き出した白濁液と、中身の無い皮だけが残っていた。
 
 


 後片付けを済ませ、俺達は並んでソファに座った。

「一時はどうなる事かと思ったが、一件落着だな」

「そうだね。部屋の掃除も終わったし……。何だか疲れちゃった」

 あくびをしながら柚季がもたれかかってきた。
 
「お兄ちゃん、少し、肩借りてても良い?」

「ああ……」

 魔法界から厄介な来訪者があったとは思えぬほど、ゆったりとした時間が流れる。
 たまには、こんな風に過ごすのも悪くないと、俺は思うのだった。
 

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