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第3話「ゆれる! ふるえる! ブルー・ブル!」

 図書館に潜入した俺達は、異空間への入口を見つけ出した。
 そこは空間が歪んで見えた。
 
「ここだな、行くぞ!」

 俺と亜里香はその歪みに飛び込んだ。
 奇妙な浮遊感を体験した後、たどり着いたのは、元居た図書館を古めかしくした様な空間だった。
 本棚には埃が積もり、部屋の角には蜘蛛の巣が張っていた。
 クバァを探し、周囲を見渡す俺達の頭上から声が響く。
 
「キェェェイエィエィ! 思ったより早かったじゃないか、亜里香!」

「クバァ! どこにいるの! お兄ちゃんの呪いを解いて!」

「解いて欲しければ、ワシのオーブを返すのだ!」

 亜里香は悔しそうに唇を噛んだ。
 俺は二人のやり取りを聞きながら、どこか冷静に、何の策も練らずに来たのは失敗だったか……、とぼんやり思った。
 
「ヒェヒェヒェ! 返す気がないなら、力づくで奪い返してやる! お前は兄のちんぽでもしゃぶっておれば良い!!」

 ゴゴゴ、と音を立て、図書館全体が揺れる。
 舞い上がる埃に、俺達はむせ返り、目を細めた。
 茶色くかすむ視界の中に、薄っすら浮かび上がる人影。
 
「オレの名はブルー・ブル! クバァ様に仕える魔人の一人!」

 おい、と亜里香を小突く。
 
「聞いてもいないのに自己紹介して来たぞ、俺達も何か言った方が良いのか?」

「え、うん。そうだね。私の名は笠井亜里香! お兄ちゃんと世界を守る正義の魔法使い!」

 おっ、即興の割りに格好良いフレーズを使ったな、流石は俺の妹だ。
 ここは一つ、兄としてビシッと決めようではないか。
 
「俺の名は凡太! 出来る事は特に無い! 妹にエッチな事して貰ってアヘってるだけだ!」

 ……くっ。
 こうして自己紹介してみると、何だか自分が駄目な兄貴に思えて来た。

「……何だか戦う気が失せて来たが、クバァ様の為にも、お前たちを倒す!」

 ブルー・ブルと名乗る男は、何かを投げつける様な動作をした。
 危ない! と声を上げる間もなく、それは亜里香にヒットした。
 ブブブブブ……。
 亜里香の方から、何かが震える音が聞こえて来る。
 
「お、お兄ちゃん、ふぁっ……ん……おっぱいにぶるぶる震えるのが……ん……」

「あ、亜里香!?」

 収まりつつある埃のカーテンの隙間から、奴が姿を現す。
 全身真っ青で、雄牛の顔を模したゴム製マスクを被っている。

「オレが得意とするのは、振動による刺激で女の子を感じさせる攻撃! もはや逃げられまい!」

 ドスドスと足音を鳴らし、俺達に向かってくるブルー・ブルの手には、電動マッサージ器が握られていた。
 させるかー! と亜里香を庇うように飛び出す俺だが、ブルー・ブルが手を一振りすると、後方へ大きく吹き飛ばされた。
 背中に激しい痛みを感じると同時に、びっしりと棚に詰まっていた本がいくつか落ちて来た。
 その内の一つが、頭のてっぺんに当たった。
 
「痛てぇ……!」

 俺がアホ丸出しをやっている中、ブルー・ブルはマッサージ器を亜里香の股間に押し当てていた。
 
「あっ、あぁぁっ……!」

 胸にはピンクローター、股間はマッサージ器で刺激され、亜里香は身体を震わせ、喘ぎを漏らしていた。
 
「くくく……オレの振動攻撃に耐えられる女はいない!」

 ブルー・ブルは亜里香のコスチューム乱暴に引っつかんだ。
 へそ丸出しの衣装は、下腹部の辺りをめくれば、すぐに股間に到達出来る作りだった。
 
「い、いやぁ……!」

 亜里香は、弱々しく抵抗をしたが、ローターやマッサージ器により、腰砕け状態の彼女は、ブルー・ブルから逃れる事は叶わなかった。
 新たに取り出されたバイブが、亜里香のおまんこに突っ込まれた。
 衣装を着たまま挿入された事により、亜里香の股間はバイブによって、膨らんでいた。
 勃起した男の下半身に似た様子だ。ブルー・ブルはそれを満足げに眺めた。
 
「どうだぁ! 気持ち良いかぁ!?」

「きっ、気持ち良くなんてっ……んっ、あっ、あぁっ……」

 気丈に快楽に抗う亜里香だが、もはや堕ちる寸前と言った様子だ。
 亜里香が戦闘不能に陥った状態では、勝ち目はない。

(もう、あれを使うしかないのか……!)

 まさかこんなに早く切り札を使う日が来るとは思っていなかった。
 亜里香を救う方法は、一つしか残っていなかった。
 
「亜里香! 何とかしてしばらく相手を遠ざける方法はないか!?」

「うっ、あっ、はぁ、はぁ、やって、見る……!」

 途切れ途切れに亜里香が魔法を唱え始めた。
 どんな魔法を使うつもりかは分からないが、今は亜里香を信じるしかなかった。
 俺も今出来る事をしよう。
 全身に降り注いだ、かび臭い本を放り投げ、動きを確保する。
 
「何をするつもりだ! 大人しく滅びろー!!」

 ブルー・ブルが叫ぶと同時に、亜里香は悲鳴をあげた。
 振動が強くなった様だ。
 性感帯に取り付けられた機械の駆動音が、より大きくなっている。
 
「あっ、はぁ、あ……束縛のっ、鎖!!」

 壁や床からチェーンが、ブルー・ブル目掛けて四方八方から伸びる。
 慌てて回避行動に移るブルー・ブルだが、無数の鎖は、彼を執拗に追い、捕らえた。
 肢体にきつく絡みついたチェーンは、ブルー・ブルの動きを完全に止めた。
 
「こっ、こんな物で、俺を倒せると思うなぁぁ!!」

 亜里香の元へ駆け付けた俺は、取り付けられたローターを外した。
 衣装の上からでも分かる、痛々しい程に勃起した乳首。
 
「こっちも今、抜いてやるからな!」

 股間を覆うスパッツに手を突っ込む。
 俺は驚いた。それどころでは無いとは言え、亜里香は下着を身に付けていなかったのだ。
 全く変態的な衣装だが、亜里香の趣味なのか……それとも、魔法を使うのに必要なのか、だからブルー・ブルも妙な格好を……。
 様々な考えが一気に溢れ、頭の中でぐるぐると回り始めた。
 駄目だ! と心の中で自身を叱責し、俺はおまんこを掻き混ぜ続けているバイブに手を伸ばした。
 一気に引き抜くと、亜里香は喘ぎ声を上げた。
 バイブは亜里香の愛液でびちゃびちゃに濡れていた。
 ふと視線を移すと、太股にも快楽の証が滴り落ちていた。
 
「ご、ごめん、お兄ちゃん……私、もう魔力が残ってなくて……止めを……」

「俺が止めを刺す!? 馬鹿な! 魔法なんて使えないぞ!」

 俺達のやり取りを受けて、ブルー・ブルが豪快に笑った。
 
「馬鹿め! それではオレの身動きを封じただけではないか! どうするつもりだ? そこらの本で殴り殺すつもりか? この鎖はオレの魔法を無力化している様だが、至近距離でなら、お前の頭をぶっ飛ばすくらい、造作もないぞ!?」

「馬鹿はてめーだ! 俺の取っておきを見せてやる!」

 身に付けていた衣服を脱ぎ捨て、俺は全裸になった。
 おちんぽは、すでに準備を整え、天を向いて股間に鎮座していた。
 それを見て、ブルー・ブルは吐き捨てる様に言った。
 
「それがとっておきか! くだらん!」
 
 俺はそれを無視して、亜里香の方へ向き直った。
 
「ま、まさか、お兄ちゃん、あの術を……?」

「ああ、この窮地を脱するには、それしかないと思ってな」

 古来より禁忌とされて来た、近親相姦。
 俺達は今、その禁じられた扉を開こうとしている。



 第4話「兄は妹に……」へ続く!!

第2話「足で! 腋で! おちんちんのお世話は大変!」

 頭の中はエッチな事でいっぱい、金玉の中は種汁でいっぱい。
 すぐにでもオナニーをしなくてはならない。
 そんな状況にありながら、俺はおちんぽをシコシコする事が出来ない。
 妹である亜里香に強く禁じられているからだ。
 この沸き上がる肉欲を鎮める方法はたった一つ。
 亜里香におちんぽを気持ち良くしてもらうしかないのである。
 
「お兄ちゃん……。本当に足でするの?」

「ああ! いくら命に関わる問題とは言え、流石に兄妹でセックスをする訳にはいかないだろう!」

 何故か、亜里香は残念そうにしながらも、床に全裸で寝そべる俺のおちんぽにローションを垂らした。
 ビンビンに勃起したおちんぽがトロリとしたローションに塗れていった。
 靴下を脱いだ亜里香の生足は、白く、細く、色気たっぷりとは言えないが、美しかった。
 美脚がおちんぽを軽く踏みつけた。
 ぬるりと、足の裏がおちんぽの裏筋を滑る。
 
「うっ……! あぁっ……!」

「ご、ごめんね!? 痛かった?」

「いや、気持ち良かった。少々荒っぽくても大丈夫だ。続けてくれ」

「う、うん……」

 ぬちゃ、ぬちゃ、亜里香の足と自分の腹に挟まれたおちんぽから卑猥な音色が響く。
 下から見上げる妹の姿を見ていると、おちんぽだけでなく、全てを支配されているかの様な錯覚に陥る。
 
「はぁ、はぁ、おちんぽ踏み潰されるの気持ち、良いぃ……!」

 思わず被虐的な台詞だってあふれ出す。
 それが燃料となり、更に俺達は燃え上がる。
 亜里香は荒っぽくおちんぽを責め立て、俺は情けない喘ぎ声を漏らす。
 ぐりぐり、ぐりぐりと、おちんぽを踏みにじられれば、ガクガクと身体が震え、我慢汁があふれ出してくる。
 
「イクの? イッちゃうの? 妹に大事なところを踏まれて、気持ち良くイッちゃうの?」

 ハァハァと荒い息混じりに、亜里香が俺を言葉で責める。
 
「イ、イクう! イッっちゃう! 妹の足で、おちんぽ汁、出るっ、出るぅ、出ちゃうぅぅ!!」

 びゅっ、びゅるっ、びゅるるる。
 亜里香の足に踏み潰されたままのおちんぽの先端から、精液が吐き出された。
 俺の腹に飛び散ったザーメンは大量かつ、濃厚で、ぷるぷると震えながら、身体の線を流れ落ちていった。
 
「もうっ、お兄ちゃんったら、出し過ぎだよ」

「ははは、すまんすまん」

 
 *
 
 
 俺は、少しでも亜里香の力になりたいと、彼女が所持している魔法の本を読んでいた。
 
「ふむふむ。大体理解出来た。チンチンプイプイ! 火の魔法!」

 両手を突き出し、手の平から気を放出するイメージ。
 パチッ。
 線香花火よりもしょっぼい火の粉が飛び散るだけだった。
 やはり本を読んだ程度ではこれが限界か。
 亜里香は「お兄ちゃんには私よりも凄い魔法の才能が眠ってるよ」と言っていたが……。
 俺はもっと初心者向けの魔法は無いかと本をパラパラとめくる。
 一つのページで手を止めた。
 そこに書かれていたのは、「精液を通して相手に魔力を注ぎ、パワーアップや回復を図る魔法」だった。
 うーむ……。
 老婆に呪いを掛けられてからすでに数日が経っている。
 何度か亜里香におちんぽのお世話をしてもらったが、やはりセックスは駄目だと思っている。
 魔法の効果は絶大の様だが、使う気にはならない。
 だが……。
 今のところ、俺は単なる足手まといに過ぎない。
 最後の切り札として記憶に留めておくべきか。
 倫理観よりも、命の方が大事だろう。
 
「ふむふむ……」

「精液を通して相手に魔力を注ぎ、パワーアップや回復を図る魔法」の項目を読み終えた辺りで、部屋がノックされた。
 開いてるぞ、声を掛けると、亜里香が入ってきた。
 
「お兄ちゃん、ムラムラしてない?」

「あ、ああ。今の所は大丈夫だ。どうかしたのか?」

「クバァ」

「えっ? なに? くぱぁ?」

 突然の下ネタに、俺は困惑しつつも、妹の小さな唇から発せられたエッチな単語におちんぽはムクムクと膨らんでいった。
 
「ちっ、違うよぉ! ク・バ・ァ! あの老婆の名前!」

「ああ……そうだったのか」

 老婆の顔が思考を横切る。
 膨らみ切ったおちんぽが、今度はシワシワと萎えていった。
 
「クバァの隠れ場所が見つかったから、これから行ってみようと思うんだけど……」

「うむ……俺も行こう」

 呪いを解くにはクバァを倒し、オーブの力で封印するしかないのだ。
 
「クバァは市営図書館の片隅に、異空間を作ってそこに潜んでいるみたい」

 目的地もはっきりしているならと、俺達はすぐに準備を整え、市営図書館へ向かった。
 
 



 図書館に着くと、亜里香は一つ深呼吸して、魔法を唱えた。
 
「ウトイモウトイモ、戦闘態勢になーる!」

 ぽわぽわと光の球がいくつも現れ、亜里香を包み込む。
 眩しい。
 ぷわぁと一層光が強くなった後、妹の新たな一面が現れた。
 露出高めのぴっちりとした黒を基調とした戦闘服。
 魔法少女の様な演出だったが、これではどちからと言えば、魔法痴女である。
 腋丸出し、へそ出し、際どい股間。
 エッチ過ぎる妹の姿に、おちんぽは狂喜し、天を目指してグングン大きくなった。
 
「も、もうっ、お兄ちゃんったら、エッチなんだからぁ」

 デレッデレに嬉しそうな顔をして、亜里香は俺のズボンを脱がせた。
 外だと言うのにお構いなしだ。
 と言うか、自分の扇情的な姿を見られて勃起している兄に対して、喜ぶとは、けしからん。エロ過ぎる。
 
「ねぇねぇ、お兄ちゃん、これ、どうして欲しい?」

 滴り落ちるほどに我慢汁を出している、勃起おちんぽを前に、亜里香が楽しそうに尋ねてくる。
 うーん……どうせなら、このエロコスチュームを活かした方法でおちんぽ気持ち良くして欲しい。
 
「腋で挟んでくれ。妹に欲情する、この変態おちんちんを腋に挟んでくれ!!」

「お兄ちゃんったら、エッチなんだから」

 はい、とあっさりと腋でおちんぽを挟む亜里香。
 膝立ちの亜里香に、背後からおちんぽを突き出すような格好の俺。
 亜里香の体温をおちんぽで感じる。
 野外で、実の妹を相手に腋マンコプレイに興じている。
 興奮せずにいられない。
 
「ふふ、お兄ちゃんのエッチなおつゆ、また出てきたよ」

 腋の間から顔を覗かせている亀頭を指先で撫でる亜里香。
 我慢汁を塗り広げ、円を描くように動く指先に、俺は思わず喘ぎ声を上げた。
 
「気持ち良いの?」

「あ、ああ、凄く、気持ち良い……!」

 亜里香が色っぽく息を吐き出した。
 
「どうしよう、私も興奮しちゃってるかも……汗かいてきちゃった。ごめんね?」

「謝る事はないぞ! おちんぽが、可愛い妹の汗まみれになるなんて、最高のご褒美だ!」

 汗がある事で、皮膚同士の摩擦がなくなった。
 好機を逃すまいと、俺は腰を振り始めた。
 妹の腋におちんぽを挟み込んで、腰を振っている様は、阿呆そのものだろうが、関係ないね、気持ち良い。
 溢れ出す我慢汁も潤滑油となり、妹の腋はすっかりおまんこの様相である。
 ぬちゃぬちゃ卑猥な音を鳴らし、おちんぽに極上の快楽を与えてくれる。至福の腋だ。
 
「あっ、あぁ~、気持ち良いぃぃ……!」

「もうっ、お兄ちゃんっ、声がエッチだよぉ……」

 亜里香は満更でもない様子だ。
 俺はそろそろ射精しようと、亜里香に次のお願いをした。
 ベンチに浅く腰かけてもらい、今度は正面に回る。
 おちんぽを挟んでいたのとは逆の手を上げさせ、腋を露出させる。
 汗が光る亜里香の腋に俺はむしゃぶりついた。
 
「やぁっ、くすぐったい……!」

 れろ、じゅぱっ。お構いなしに亜里香の腋を嘗め回しながら、俺は下半身をごそごそと動かす。
 黒い布が際どく守る股間のすぐ下、内太股におちんぽをすっぽりはめ込んだ。
 汗と我慢汁で濡れていた俺のおちんぽはスムーズに太股に埋まり、そのまま射精した。
 
「あっ……!! ああっ……!!」

 びゅっ、びゅるっ、と地面に降り注ぐザーメン。
 気持ち良かったね、とまるで子供に言う様な、優しい声色の亜里香。
 妹は俺のおでこにちゅっとキスをした。
 
「ふぅ……。いつもありがとな、亜里香」

「ううん。お兄ちゃんが気持ち良くなってくれて、私も嬉しいよ」

「よし! これで準備は整った、奴の下へ乗り込むぞ!」

「うん!!」

 禁断の快楽と邪悪な意思の渦巻く俺達の戦いは、まだまだ始まったばかりだ。



 第3話「ゆれる! ふるえる! ブルー・ブル!」へ続く!!

第1話「おちんぽ人間の呪い」

 一人で家に居た時の事だ。
 来客を知らせるインターフォンが鳴ったので、玄関を開けた。
 立っていたのは黒衣の老婆だった。
 フードの下に見えるのは、蝋の様なくすんだ白い肌とそこに刻まれる深い皺だ。
 俺は、怪しげな雰囲気に圧倒され、声を出せずにいた。
 
「亜里香はいるか?」

 老婆は俺の妹、笠井亜里香(かさいありか)を尋ねて来たらしい。
 居たとしても、この老婆に対してうそぶいていただろうが、亜里香は外出中だった。
 俺は首を横に振った。
 
「では、伝えておけ! お前の兄に【おちんぽ人間】の呪いを掛けた! 戻して欲しくばワシから盗んだ魔法のオーブを返せと!」

 一気にまくし立てられ、理解が追いつかない。
 おちんぽ人間? オーブ?
 何やらさっぱり分からない俺の前で、老婆は奇声を上げた。
 
「キェェェェイ!! おちんぷいぷいっ! チンポォォァァァ!! キエェェェイィィィ!!」

 頭がおかしい老婆だった。
 刃物や何かでも所持していて、襲い掛かってくるのではないかと、俺は身構えた。
 老婆は叫び疲れたのか、しばらくぜぇぜぇと肩で息をしていたが、静かに背を向け、去っていった。
 
「なんだったのか……」





 一息吐いた俺は、亜里香に電話で確認を取った。
 あのイカれっぷりを考えるに、亜里香には全く身に覚えがない相手かも知れない。
 そう考えていたが、意外にも亜里香は思い当たる節があるらしく、老婆の話を聞くやいなや、帰ってくるらしい。
 なんなのだろうか。
 何かを盗んだとか、老婆は言っていたが、亜里香の奴、何かやらかしちゃいないだろうか。
 可愛くて利口な自慢の妹に限って、万引きなんて愚行は犯していないはずだが……。
 ぼんやりと老婆と妹について考えていると、無性にムラムラして来た。
 おちんぽがグングン上を向き、固くなる。
 おちんぽが熱い。
 性とはかけ離れた事柄を頭に浮かべ、何とか勃起を鎮めようと試みるが、無駄だった。
 それどころか、卑しい妄想ばかりが湧き出てくる。
 よりによって、妹の裸体や、淫らな姿だ。
 確かに亜里香は可愛いし、何度か下着を盗んでオナニーをした事もある。
 だが、血の繋がった妹なのだ。
 こうまで狂おしく亜里香に劣情を催す事など、今まで無かった。
 
(……今この状態で亜里香が帰って来ては、不味い事になりそうだ)

 自身の行動を理性でコントロール出来るかも怪しいほどに、妹への欲情が募っていた。
 このまま亜里香の顔を見れば、襲い掛かってしまいそうだ。
 そうだ、おちんぽシコシコして、一度出すものを出せば、冷静になるだろう。
 亜里香が帰って来るまでには、まだ時間がかかるはずだ。
 そうと決めれば、早速オナニーだ、と俺は亜里香の部屋へ駆け込んだ。
 彼女のベッドに潜り込み、深く息を吸い込む。
 亜里香の香りが鼻腔をくすぐり、肺を満たす。
 幸せな気分になりながら、俺は下半身を露出させ、おちんぽを握り締めた。
 何という事か。
 握っただけで気持ち良い。
 物理的刺激は一切なく、妄想と匂いだけで、俺のおちんぽはイク寸前の様に敏感だった。
 2~3擦りでイッてしまうかも知れない。
 その前に、もっと亜里香の匂いを堪能しておこう。
 枕に顔を埋め、鼻をスンスンと鳴らす。
 シャンプーと亜里香の匂いが程良く混ざり合った、男を狂わす魔性の香りだ。
 ドクンとおちんぽが脈打ち、我慢汁があふれ出した。
 体勢はきついが、今日はこのまま枕に顔を埋めながら、フィニッシュしよう。
 おちんぽの下にティッシュを敷いて、いよいよ扱く寸前だ。
 亜里香の声が響いた。
 
「待って~! お兄ちゃん! オナニーしちゃ駄目ぇぇ!!」

 慌てて振り返ると、息を切らした亜里香が立っていた。
 
「なっ、あっ、亜里香、こ、これは……!!」

「説明は後でするから! 今はじっとしてて!」

 切羽詰った様子の妹に気圧され、俺はおちんぽ丸出しのまま、コクコクと頷いた。
 そこに座ってと、指示されるまま、おちんぽ出したまま、俺はベッドに腰かけた。
 何をするのかと思いきや、妹は俺の足元にちょこんと座ったのだ。
 目の前には上向きの我慢汁を流すおちんぽ。
 まるでこれからフェラチオでもするかの如き体勢。
 エロ過ぎる! これは血の繋がった妹でもエロスを感じずにはいられない!
 これ、誘ってるんじゃないか、押し倒しても良いんじゃないか、良いよね。
 そんな欲望が思考の八割を超えていた。
 
「は、初めてだから、上手に出来ないかもしれないけど、我慢してよね!」

 鬼畜変態兄貴の誹りを受けようとも、襲ってしまえ、と伸ばした手をピタリと止める。
 上手に出来ないとは、一体何か。
 考えが追いつくよりも早く、亜里香は、亀頭をぱくりと咥えた。
 
「ふぉっ!?」

 生暖かい口内の感触に包まれる敏感な亀頭。
 それだけでヤバイものの、亜里香はおちんぽを更に深く飲み込む。
 
「ま、待て待て! ヤバイヤバイ!」

 すぐに射精してしまいそうだ。
 妹が上目遣いに俺を見つめ、動きを止める。
 
「こ、これ以上は……もう今すぐにでも射精しそうなんだ!」

 いかなる心境の変化で兄のちんぽを咥え、しゃぶって見ようと思ったのか分からないが、妹のお口にちんぽ汁びゅるびゅる出しちゃうのは、イケナイ事だと思うのだ。
 妹は何かを察したように、目を伏せ、おちんぽをゆっくりと口から引き抜き始めた。
 良かった。すでに越えてはいけない一線を越えている気はするが、口内射精は免れたようだ。
 
「じゅるっ、じゅるる、じゅぷぷぷ……」

 全然免れていなかった。再び亀頭を口に含んだ亜里香は、じゅるじゅると唾液で淫らな音を立て、刺激した。
 仕上げと言わんばかりに、喉奥におちんぽの先端が触れそうな程、深く咥え込んだ。
 ただでさえイク寸前だったおちんぽが、これに耐えられるはずもなく、俺は射精した。
 妹のお口の中で、おちんぽがびくびくと震え、金玉から精液が尿道を駆け上がり、びゅるるっと喉奥に吐き出された。
 
「ん、んくっ……ん、んん……」

 なんと言う事でしょう。
 俺の妹は初めてのフェラチオでザーメンごっくんしてしまっている。
 少し苦しそうな声を漏らしながら、喉が動く。
 なんてエロい光景だ。
 
「ん、はぁ……はぁ……。気持ち良かった?」

「あ……ああ……気持ち良かった……凄く……」

「ふふ、良かった」

 にっこりと笑う妹に、戸惑う俺。
 何故俺はおちんぽしゃぶしゃぶされ、ザーメンを搾り取られたのか。
 あの老婆と何か関係があるのだろうか……。
 
「あの、お兄ちゃん? 詳しくは今から説明するから、まずはズボンを……」

「す、すまん。ちょっと待っててくれ」

 脱ぎ捨てたパンツとズボンを穿き直し、俺達は小さなピンクのテーブルに向かい合って座った。
 
「えっと……。まず最初に。私、実は魔法使いなの」

 一瞬、俺を除く世界中の人々の頭がおかしくなってしまったのかと疑った。
 実は老婆や妹だけではなく、街行く全ての人がこんな具合にクレイジーになっているのだ。
 俺は相当ポカンとしていたのか、妹は、言葉だけじゃ信じて貰えないよね、と苦笑いした。
 
「これならどうかな。ウトイモウトイモ、ポルターガイストの魔法!」

 ああ、やっぱり俺の妹は……もう……。と悲観してしまったが、それはすぐに驚きへと変わった。
 亜里香の部屋に置かれている家具や雑貨が宙を浮き、ふよふよ漂い始めたのだ。
 
「なっ、なんだ、これは!? まさか、本当に魔法なのか……!?」

「うん。……今まで黙っててごめんね」

「いや、謝られる事ではないが……。と、とにかく、話を続けてくれ、亜里香」

「そうだね。次に、お兄ちゃんが会った老婆だけど……あの人も魔法使い。けど……」

「悪い奴なのか?」

「うん。……この魔法のオーブを使って、世界を支配しようとしてる」

 亜里香の手には、光輝く玉が乗っていた。

「だから私はそれを阻止しようと、これを盗み出したの。お兄ちゃんには迷惑を掛けちゃったけど、私にしか出来ない事だから……」

「まあ、俺達の様な一般人は魔法も使えないし、悪い魔法使いが世界を支配しているなんて、知る由も無い。どうしてお前は魔法使いに?」

 亜里香は、あの老婆に魔法を教わったと言う。
 世界征服の手ごまとして利用するつもりだったのだ。
 しかし、悪の道に降らなかった亜里香は、世界征服の要となる魔法のオーブを盗み出した。
 
「……良し。老婆や亜里香の事はある程度分かった。……俺が次に聞きたい事、分かるよな」

 亜里香は恥ずかしそうに顔を赤く染め、俺から視線を反らし、立ち上がった。
 語らぬ代わりに、一冊の本を本棚から取り出す。
 あるページを開き、俺に差し出して来た。
 
「おちんぽ人間の呪い……」

 そこに描かれていたのは、いかにも魔女と言った風貌の黒い女と、巨大なおちんぽを生やしたミイラの様な男だ。
 外国の童話風の挿絵だが、本文は日本語で書いてあった。良かった。
 おちんぽ人間の呪いとは、生命エネルギーの全てをおちんぽに使ってしまう呪いである。
 これにより、呪いを掛けられた者は、無限の射精が可能になる。
 しかし、射精の度に確実にエネルギーを消費しており、射精を続ければ、いずれおちんぽ以外が痩せ細り、最後には死んでしまう。
 オナニーなどしようものなら、永遠に続く快感に、おちんぽから手を離す事が出来なくなり、この挿絵の様な末路を迎えてしまうのだ。
 
「……だからか」

「うん。他の人にしてもらえば、止め時を失って死ぬまで続けちゃう事もないから……」

「これから、俺はどうすれば……」

「あ、安心して! 私がお兄ちゃんの……お、おちんちん……のお世話しながら、呪いを解くから!」

「お、おちんちんの世話!? ば、馬鹿! 俺達は兄妹だぞ!?」

「で、でも! お兄ちゃん死んじゃうんだよ!?」

 駄目だ。亜里香の目には強い決意が滲んでいる。
 説得してどうにかなるとは思えなかった。
 
「分かったよ。……俺も出来る限りの事はするからさ、何とか呪いを解こう」

 こうして、俺達兄妹の淫猥で凄惨な戦いが始まった。
 


第2話「足で! 腋で! おちんちんのお世話は大変!」へ続く!

お兄ちゃんは妹に敵わない【登場人物】


登場人物紹介


笠井凡太(かさいぼんた)
どこにでもいる一般的な男子学生
「おちんぽ人間」の呪いを掛けられ、妹と共に、悪い魔女「クバァ」に戦いを挑む。


笠井亜里香(かさいありか)
元クバァの弟子にして、正義の魔法使い。
貧乳だが、美少女であり、彼女に捧げる為にと、貞操を守っている男子も多い。
当の本人はお兄ちゃんに夢中で、他の男には一切興味がない様子。

悪い魔女
クバァ(くばぁ)
くぱぁではなく、クバァ。漢字で書くと、苦婆。
ちんぽだのまんこだの、年甲斐もなく連呼する悪い魔法使い。
世界征服の手伝いをさせるべく、魔法の才能に秀でた亜里香に魔法を教えるが、裏切られた。

魔女の刺客
ブルーブル(ぶるーぶる)
第1の刺客。
ぶるぶる振動攻撃で、女の子にエッチな事をしようとする。
雄牛の顔を持つ、痩せ細った男で、その皮膚は真っ青に染まっている。

夏休みの自由研究:エッチなスライムを作ろう!


「夏休みだな」

「……お兄ちゃんは年中夏休みじゃないの?」

 返す言葉もない。
 確かに俺は暇を持て余してふらふら、股間をぷらぷらさせて堕落した生活を送っている。
 
「そんな兄だが、柚季の自由研究くらいは手伝ってやれるぞ」

「自由研究? 私、そんなに子供じゃないけど……」

「そう言うな。俺に任せておけば何の問題もない」

「不安しかないよ……」

「俺の魔法を見せてやろぉぉ!!」




 取り出したのは、とろっとろの粘液が入った小瓶だ。
 これに魔法をちょちょいと掛けて、スライムを作るつもりだ。
 
「ふふふ、魔法界では名の知れたスライム作りの名人だったんだぜ」

「スライムって、ゲームとかに出てくる弱い奴?」

 柚季が首を傾げる。
 そこらの小学生が洗濯糊で作る物とは別種と言う事は理解しているようだ。
 だが、まだまだ甘い。
 
「侮るなよ、柚季。俺のスライムは雑魚じゃない。女の子にあの手この手で、卑猥な事をする機能に特化しているのだ!」

 ぷぷんちんちんッ、魔法の言葉を唱え、粘液に魔力を注ぎ込む。
 淡く閃光が走り、一瞬目がくらむ。
 粘液が、一つ二つ気泡を吐き出し、瓶が倒れた。
 小瓶から這いずり出てきた薄緑(うすみどり)の魔法生物。
 半透明の身体が、柚季目掛けてにじり寄る。
 
「な、なにこれ、気持ち悪い!」

「気持ち悪くない! 気持ち良いんだ!」

 スライムが、柚季の身体へと飛んだ。
 べちゃっ、と胸元に着地したそれを、柚季は慌てて引き剥がそうとした。
 柚季の指先が届くよりも早く、スライムは服の下へと潜り込んだ。
 
「い、いやぁっ! 気持ち悪い! 取ってよ、お兄ちゃ……んっ、あっ……」

 スライムは素早く乳首を捉え、早速責めを開始したようだ。
 液状の身体を活かし、乳首を包み込み、全方位から刺激する。
 突起をいくつか生やし、乳首を囲んで回転させるのだ。
 
「ふっ、んっ、あぁっ、な、なにこれ、だめっ……」

 服の下に潜り込んだスライムを取り出そうとしていた柚季だが、観念したかのように、その手を降ろした。
 片方の胸だけを責めていたスライムが、身体を伸ばして両乳首、同時責めへと移行する。
 
「あっ、あぁぁっ! やっ、あっ、あんっ、だめぇ!」

 柚季の口からは、嬌声ばかりが漏れて来ている。
 スライム責めの前に完敗したようである。
 この調子では、おまんこもぐっしょりであるに違いない。
 確かめてやろうと、下半身に手を伸ばして、俺はハッとした。
 いけない。これは自由研究だったのだ。
 いつもの様に柚季を喘がせて、おまんこ濡らしておちんぽ突っ込んで、種汁びゅるーっじゃいかんのだ。
 柚季の乳首をスライムに責めさせたまま、俺はしばし思案する。
 どうすれば、自由研究らしさが出るだろうか。
 脳をフル回転させ、妄想を広げる。
 
(エロく……さらにエロく……もっとエロく……ッ!!)

 良案にたどり着いた俺は、すぐに呪文を唱えた。
 周囲の風景がぼんやりと歪み、全く別の空間へと姿を変える。
 俺が魔法で作り出したのは、教室だ。
 細部にこだわり、席を埋めるだけの生徒も作り上げた。
 もちろん柚季の服も、制服へと変化させてある。ぬかりはなかった。
 
「えっ、なっ、なに……?」

 俺は教師役を務め、柚季には自由研究を発表する生徒になって貰おう。
 洗脳魔法で役割を与え、俺は一歩柚季に近付いた。
 
「それで、スライムの研究と言う事だけど、気持ち良いのかな?」

「えっ……。そ、それは……んっ、ん……」

 柚季は時折小さく喘ぎながら、赤面し、俯いた。
 俺の魔法で生徒になりきっている柚季には、答えられない質問だろう。
 何せ同級生達が好奇の視線を無遠慮に向けているのだ。
 
「答えられないなら直接確かめてあげよう。スカートをめくりなさい」

 強い口調で命令されると、逆らえない様にしてある。
 柚季は羞恥心に苛まれながらも、ゆっくりとスカートをめくり上げた。
 下着は愛液がぐっしょりと濡れ、太股にまで滴っていた。
 俺はそこに手を伸ばし、指で愛液を掬い取った。
 
「おやおや、これは……随分と感じているな」

 柚季は目を閉じて、羞恥に震えていた。
 
「さて、次は実際にスライムの姿を見せてもらおうかな」

 制服の上着を脱がせ、ブラジャーを取らせた。
 薄く伸びたスライムの身体が、豊満な胸にぴっちりと張り付いている。
 スライムの上からでもはっきりと乳首が勃起している様子が見られる。
 
「凄く、勃起しているね、そんなに気持ち良いのかな?」

 俺はスライムの上から柚季の乳房を撫で上げた。
 直接露出していないとは言え、半透明のスライムに覆われているのみだ。
 周囲の男子が鼻息荒く柚季の胸を凝視している。
 それがさらに柚季の羞恥を煽っているようだ。
 少し意地悪してやろうと柚季の下着に手を滑り込ませた。
 おまんこを割れ目に沿って撫で上げる。
 柚季のそこは、熱を持ち、ぬるぬるとした愛液の感触を伝えてくる。
 指先をわずかにおまんこの入り口に沈め、すぐに引き抜く。
 ぬちゃ、ぬちゃ……。
 卑しい音が教室中に響く。
 当然、柚季本人にもその音は聞こえているはずだ。
 
「あっ……やぁ……エッチな音立てないで……」

「俺が悪いのか? こんなにエッチな汁を出してる柚季が悪いんじゃないか?」

「んっ……やだぁ……」

 吐息も熱っぽくなり、潤んだ瞳が物欲しげに俺を見つめる。
 思わずこのまま制服セックスにもつれ込みそうになるが、まだ自由研究プレイを続けるべきだと、理性で本能を制する。
 
「さて、もっとスライムの性能を見せてもらおうか」

「えっ? そっ、そんなの……ひゃぁっ!?」

 胸にだけ張り付いていたスライムが、伸び広がり全身を包み込んでいった。
 同時に身に付けている制服を剥ぎ取りながらだ。
 薄緑の粘液に覆われ、身体の曲線がぬらぬらと怪しく光る。
 その内側で無数の突起が優しく愛撫を繰り返しているのだ。
 
「ふあっ、あっ、あんっ……んっ、あっ……」

 全身に快楽を感じ、柚季の上半身が力なく机に崩れ落ちた。
 粘液に覆われた尻を突き出すような格好に、男子生徒の興奮も一層高まった。
 最後に残った紺色の靴下も奪われ、全裸になった。
 
「ふむ、素晴らしい自由研究の発表でした。先生のおちんぽもギンギンだ」

 俺はチャックを開き、おちんぽを取り出す。
 それは、上を向き、我慢汁を滴らせていた。
 小声で呪文を唱え、スライムに次なる破廉恥行為を指示した。
 
「えっ、あっ、な、なに? 身体が勝手に……!!」

 スライムに覆われた柚季の身体は本人の意思と関係なく動き、俺を教室の後へと誘う。
 ギンギンに勃起したおちんぽを、柚季の手が握った。
 
「これが欲しいのか? 卑しい妹だ!」

「ちっ、違うの、身体が勝手に!」

 柚季は俺の身体をゆっくりと床に寝かせると、衣服を脱がせ始めた。
 スライムに支配されているが、その目は物欲しげにおちんぽを見つめている。
 全裸になった俺に跨る柚季。
 美少女の痴態に、教室は興奮の渦に包まれていた。
 あちこちから、シコシコ、クチュクチュと淫猥な音色が響いてくる。
 
「んっ……こっ、こんなの、駄目ぇ……」

 くぱぁっと、おまんこを覆っていたスライムが裂け目を作り出し、そこだけが露となった。
 おちんぽへ向けて、柚季の愛液がとろっと滴り落ちた。
 粘度の高いそれは、妹が発情し切っている事を証明していた。
 
「あっ、やだっ、みんなの前で……入っちゃうっ、ん、んんー!!」

 俺の熱い剛直が、柚季のおまんこに突き刺さった。
 熱い膣壁がおちんぽに絡みつき、俺は思わず声を上げた。
 
「あっ、あっあぁぁっ!」

 柚季が今日一番の嬌声を上げた。
 
「あ、ま、待って、入れてすぐにそんなっ、んっ、んあっ、あぁっ!」

 スライムは柚季の身体を支配し、無慈悲に腰を振らせる。
 薄緑の粘液に包まれた乳房が揺れる。
 
「はっ、あっ、あぁっ、あっ、はぁ、はぁ、だめぇ、ああぁんっ!」

 柚季の顔は快楽に蕩けきっている。
 口の端からは涎が滴り、熱く色っぽい吐息が漏れる。
 
「うっ、こ、これは……俺も、だっ、駄目だ……!」

 普段のセックスで柚季が自らここまで動く事はない。
 初めて味わう、女に犯されている感覚。
 それに飲み込まれそうになりながら、俺は必死に射精感を堪えた。
 柚季の胸に手を伸ばす。
 指は、スライムの柔らかな身体を簡単に突き抜け、敏感な突起に触れた。
 
「んっ、あっ、ちっ、乳首触っちゃ駄目ぇ!!」

 柚季の制止も聞かずに、俺は乳首をコリコリ、コリコリコリと執拗に責めた。
 おまんこがきゅぅきゅっと締まり、さらなる快楽を与えてくる。
 柚季の乱れ様も激しくなるなか、俺はついに絶頂を向かえた。
 せき止められていた精液がドバッと溢れ出し、柚季のおまんこを満たす。
 
「あっ、あぁぁぁっ! お兄ちゃんの精液、柚季のおまんこに出てるぅ!!」

 中出しへの興奮で、柚季も果てたようだ。
 役目を終えたスライムは崩れ落ちるように柚季の身体から剥がれ落ち、元の小瓶の中へと戻って行った。
 俺も呪文を唱えた。
 周囲の景色が元に戻った。
 
 



「ふふふ、柚季、夏休みはまだまだ終わらないぞ! 水遊びセックス! 夏祭りセックス! バリエーションはまだまだある!」

「年中夏休みのお兄ちゃんに付き合ってたら、身体が持たないよ……」

おわり

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