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第2話「足で! 腋で! おちんちんのお世話は大変!」

 頭の中はエッチな事でいっぱい、金玉の中は種汁でいっぱい。
 すぐにでもオナニーをしなくてはならない。
 そんな状況にありながら、俺はおちんぽをシコシコする事が出来ない。
 妹である亜里香に強く禁じられているからだ。
 この沸き上がる肉欲を鎮める方法はたった一つ。
 亜里香におちんぽを気持ち良くしてもらうしかないのである。
 
「お兄ちゃん……。本当に足でするの?」

「ああ! いくら命に関わる問題とは言え、流石に兄妹でセックスをする訳にはいかないだろう!」

 何故か、亜里香は残念そうにしながらも、床に全裸で寝そべる俺のおちんぽにローションを垂らした。
 ビンビンに勃起したおちんぽがトロリとしたローションに塗れていった。
 靴下を脱いだ亜里香の生足は、白く、細く、色気たっぷりとは言えないが、美しかった。
 美脚がおちんぽを軽く踏みつけた。
 ぬるりと、足の裏がおちんぽの裏筋を滑る。
 
「うっ……! あぁっ……!」

「ご、ごめんね!? 痛かった?」

「いや、気持ち良かった。少々荒っぽくても大丈夫だ。続けてくれ」

「う、うん……」

 ぬちゃ、ぬちゃ、亜里香の足と自分の腹に挟まれたおちんぽから卑猥な音色が響く。
 下から見上げる妹の姿を見ていると、おちんぽだけでなく、全てを支配されているかの様な錯覚に陥る。
 
「はぁ、はぁ、おちんぽ踏み潰されるの気持ち、良いぃ……!」

 思わず被虐的な台詞だってあふれ出す。
 それが燃料となり、更に俺達は燃え上がる。
 亜里香は荒っぽくおちんぽを責め立て、俺は情けない喘ぎ声を漏らす。
 ぐりぐり、ぐりぐりと、おちんぽを踏みにじられれば、ガクガクと身体が震え、我慢汁があふれ出してくる。
 
「イクの? イッちゃうの? 妹に大事なところを踏まれて、気持ち良くイッちゃうの?」

 ハァハァと荒い息混じりに、亜里香が俺を言葉で責める。
 
「イ、イクう! イッっちゃう! 妹の足で、おちんぽ汁、出るっ、出るぅ、出ちゃうぅぅ!!」

 びゅっ、びゅるっ、びゅるるる。
 亜里香の足に踏み潰されたままのおちんぽの先端から、精液が吐き出された。
 俺の腹に飛び散ったザーメンは大量かつ、濃厚で、ぷるぷると震えながら、身体の線を流れ落ちていった。
 
「もうっ、お兄ちゃんったら、出し過ぎだよ」

「ははは、すまんすまん」

 
 *
 
 
 俺は、少しでも亜里香の力になりたいと、彼女が所持している魔法の本を読んでいた。
 
「ふむふむ。大体理解出来た。チンチンプイプイ! 火の魔法!」

 両手を突き出し、手の平から気を放出するイメージ。
 パチッ。
 線香花火よりもしょっぼい火の粉が飛び散るだけだった。
 やはり本を読んだ程度ではこれが限界か。
 亜里香は「お兄ちゃんには私よりも凄い魔法の才能が眠ってるよ」と言っていたが……。
 俺はもっと初心者向けの魔法は無いかと本をパラパラとめくる。
 一つのページで手を止めた。
 そこに書かれていたのは、「精液を通して相手に魔力を注ぎ、パワーアップや回復を図る魔法」だった。
 うーむ……。
 老婆に呪いを掛けられてからすでに数日が経っている。
 何度か亜里香におちんぽのお世話をしてもらったが、やはりセックスは駄目だと思っている。
 魔法の効果は絶大の様だが、使う気にはならない。
 だが……。
 今のところ、俺は単なる足手まといに過ぎない。
 最後の切り札として記憶に留めておくべきか。
 倫理観よりも、命の方が大事だろう。
 
「ふむふむ……」

「精液を通して相手に魔力を注ぎ、パワーアップや回復を図る魔法」の項目を読み終えた辺りで、部屋がノックされた。
 開いてるぞ、声を掛けると、亜里香が入ってきた。
 
「お兄ちゃん、ムラムラしてない?」

「あ、ああ。今の所は大丈夫だ。どうかしたのか?」

「クバァ」

「えっ? なに? くぱぁ?」

 突然の下ネタに、俺は困惑しつつも、妹の小さな唇から発せられたエッチな単語におちんぽはムクムクと膨らんでいった。
 
「ちっ、違うよぉ! ク・バ・ァ! あの老婆の名前!」

「ああ……そうだったのか」

 老婆の顔が思考を横切る。
 膨らみ切ったおちんぽが、今度はシワシワと萎えていった。
 
「クバァの隠れ場所が見つかったから、これから行ってみようと思うんだけど……」

「うむ……俺も行こう」

 呪いを解くにはクバァを倒し、オーブの力で封印するしかないのだ。
 
「クバァは市営図書館の片隅に、異空間を作ってそこに潜んでいるみたい」

 目的地もはっきりしているならと、俺達はすぐに準備を整え、市営図書館へ向かった。
 
 



 図書館に着くと、亜里香は一つ深呼吸して、魔法を唱えた。
 
「ウトイモウトイモ、戦闘態勢になーる!」

 ぽわぽわと光の球がいくつも現れ、亜里香を包み込む。
 眩しい。
 ぷわぁと一層光が強くなった後、妹の新たな一面が現れた。
 露出高めのぴっちりとした黒を基調とした戦闘服。
 魔法少女の様な演出だったが、これではどちからと言えば、魔法痴女である。
 腋丸出し、へそ出し、際どい股間。
 エッチ過ぎる妹の姿に、おちんぽは狂喜し、天を目指してグングン大きくなった。
 
「も、もうっ、お兄ちゃんったら、エッチなんだからぁ」

 デレッデレに嬉しそうな顔をして、亜里香は俺のズボンを脱がせた。
 外だと言うのにお構いなしだ。
 と言うか、自分の扇情的な姿を見られて勃起している兄に対して、喜ぶとは、けしからん。エロ過ぎる。
 
「ねぇねぇ、お兄ちゃん、これ、どうして欲しい?」

 滴り落ちるほどに我慢汁を出している、勃起おちんぽを前に、亜里香が楽しそうに尋ねてくる。
 うーん……どうせなら、このエロコスチュームを活かした方法でおちんぽ気持ち良くして欲しい。
 
「腋で挟んでくれ。妹に欲情する、この変態おちんちんを腋に挟んでくれ!!」

「お兄ちゃんったら、エッチなんだから」

 はい、とあっさりと腋でおちんぽを挟む亜里香。
 膝立ちの亜里香に、背後からおちんぽを突き出すような格好の俺。
 亜里香の体温をおちんぽで感じる。
 野外で、実の妹を相手に腋マンコプレイに興じている。
 興奮せずにいられない。
 
「ふふ、お兄ちゃんのエッチなおつゆ、また出てきたよ」

 腋の間から顔を覗かせている亀頭を指先で撫でる亜里香。
 我慢汁を塗り広げ、円を描くように動く指先に、俺は思わず喘ぎ声を上げた。
 
「気持ち良いの?」

「あ、ああ、凄く、気持ち良い……!」

 亜里香が色っぽく息を吐き出した。
 
「どうしよう、私も興奮しちゃってるかも……汗かいてきちゃった。ごめんね?」

「謝る事はないぞ! おちんぽが、可愛い妹の汗まみれになるなんて、最高のご褒美だ!」

 汗がある事で、皮膚同士の摩擦がなくなった。
 好機を逃すまいと、俺は腰を振り始めた。
 妹の腋におちんぽを挟み込んで、腰を振っている様は、阿呆そのものだろうが、関係ないね、気持ち良い。
 溢れ出す我慢汁も潤滑油となり、妹の腋はすっかりおまんこの様相である。
 ぬちゃぬちゃ卑猥な音を鳴らし、おちんぽに極上の快楽を与えてくれる。至福の腋だ。
 
「あっ、あぁ~、気持ち良いぃぃ……!」

「もうっ、お兄ちゃんっ、声がエッチだよぉ……」

 亜里香は満更でもない様子だ。
 俺はそろそろ射精しようと、亜里香に次のお願いをした。
 ベンチに浅く腰かけてもらい、今度は正面に回る。
 おちんぽを挟んでいたのとは逆の手を上げさせ、腋を露出させる。
 汗が光る亜里香の腋に俺はむしゃぶりついた。
 
「やぁっ、くすぐったい……!」

 れろ、じゅぱっ。お構いなしに亜里香の腋を嘗め回しながら、俺は下半身をごそごそと動かす。
 黒い布が際どく守る股間のすぐ下、内太股におちんぽをすっぽりはめ込んだ。
 汗と我慢汁で濡れていた俺のおちんぽはスムーズに太股に埋まり、そのまま射精した。
 
「あっ……!! ああっ……!!」

 びゅっ、びゅるっ、と地面に降り注ぐザーメン。
 気持ち良かったね、とまるで子供に言う様な、優しい声色の亜里香。
 妹は俺のおでこにちゅっとキスをした。
 
「ふぅ……。いつもありがとな、亜里香」

「ううん。お兄ちゃんが気持ち良くなってくれて、私も嬉しいよ」

「よし! これで準備は整った、奴の下へ乗り込むぞ!」

「うん!!」

 禁断の快楽と邪悪な意思の渦巻く俺達の戦いは、まだまだ始まったばかりだ。



 第3話「ゆれる! ふるえる! ブルー・ブル!」へ続く!!

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