妹の傍らに膝を付き、ぴっちりとした衣装の上からなだらかに膨らむ胸を撫でる。
「んっ……お兄ちゃん……」
痛々しいほどに勃起した乳首が、手の平に引っ掛かった。
「大丈夫か? こんなになるまで無茶しやがって……」
下半身に手を伸ばし、おパンツに手を突っ込む。
もはや下着として意味を成していない程におびただしい量の愛液。
手を引き抜くと、愛液が糸を引いて伸びていた。
「下もぐちゃぐちゃじゃないか……今、楽にしてやるからな!」
「駄目! お兄ちゃん! おちんぽ人間の呪いに掛かってるのに、エッチなんてしたら……!」
俺は亜里香の言葉を遮る様に、華奢な身体を抱きしめた。
小さな悲鳴が上がるのもお構い無しに、背中に回した腕に力を込めた。
「たとえ俺がどうなろうと、お前を助けたいんだ。このまま振動責めの虜になって、堕ちるお前なんて、見たくないんだ!」
「お、お兄ちゃん……!」
抱きしめた小さな身体を、傷付けない様に、ゆっくりと床に寝かせる。
覆いかぶさるような体勢で、俺は妹に口付けをした。
「ん……んっ……んく……ぷはっ……はぁ……お兄ちゃん……」
亜里香の瞳は、うっとりした様な、女の目付きに変わっていた。
全部は脱がせずに、衣装をずらして胸を露にさせる。
可愛らしい薄紅色の乳首に、俺はむしゃぶりついた。
「はっ、ん、ああぁっ、おっ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃん!」
亜里香は俺の頭を包み込むように、抱きしめ、悦びの嬌声を上げた。
ぷっくりと膨らんだ乳首を舌でレロレロと転がし、ぐりぐりと突く。
「んんっ、ん、あっ、気持ち良いっ……お兄ちゃんっ、気持ち良いよぉ……」
歯を立てると、亜里香はますます喘いだ。
胸はこの程度で良いだろう。
愛撫が必要ないほどにおまんこが蕩けきっているのは、分かっているのだ。
「初めてが、あんな馬面に見られながらで、悪いな……」
そう言って下半身へ手を伸ばす。
亜里香は首を横に振って見せた。
「どんな場所でも、お兄ちゃんがしてくれるなら……私……」
衣装ごとパンツに手を掛けると、亜里香は脱がせやすいようにと、腰を浮かせた。
その動きが何だか淫らに思えて、俺のおちんぽはビクビクと震えた。
とろぉっと、愛液が糸を引く下着を脇に置いて、俺はそこに手を伸ばした。
火照った媚肉は、熱く潤っていた。
割れ目に沿って指を這わせる。
エロさと幼さの混じり合った魅力的な身体が、びくりと跳ね、更に愛液が溢れ出してきた。
くちゅり。音を立てながら、指をおまんこに挿入する。
俺は、ゆっくりと抜き差しを繰り返し、おまんこをほぐしていった。
「ふ……んっ、あ、あ……」
中に入れた指を軽く曲げて、亜里香を喘がせると、俺は一旦指を引き抜いた。
人差し指に纏わり付く愛液を、中指にもまぶして、二本で挿入だ。
「あっ、あぁぁっ……」
きゅっと入口が指を締め付ける。
「亜里香……大丈夫か? 痛かったらすぐに言うんだぞ?」
「痛くないよ……大丈夫だから、続けて?」
根本まで入れた指を、ゆっくりと折り曲げる。
亜里香の反応を探りながら、膣の上側をゆっくりと押す。
「あっ、あんっ、ん、あぁっ」
他より反応が激しかった位置を重点的に、撫で回し、優しくも力強く圧迫してやる。
「はぁ……あんっ、はぁ……はぁ……お兄ちゃん……気持ち良い……」
頬を染めて、蕩ける様な表情で快感を口にする亜里香。
俺もそろそろ我慢出来なくなってきた。
「入れるぞ……!!」
ギンギンに勃起し、我慢汁を滴らせる剛直を握り、亜里香のおまんこに押し当てる。
熱を帯びた互いの性器が触れあい、感情の高ぶりが止められなくなる。
ゆっくりと腰を沈める。
火照ったおまんこに、おちんぽが飲み込まれていく。
興奮と背徳感に、頭がくらくらする感覚を覚える。
ねっとりと絡みつく媚肉をおちんぽで感じながら、膣壁を押し広げ、より深く挿入する。
根本までおちんぽをねじ込まれ、亜里香は少し苦しそうだ。
「大丈夫か?」
「う……んっ、うん……大丈夫だよ、お兄ちゃん……」
言葉では気丈に振舞っているが、額には汗が滲み、苦しげな表情をしている。
すぐにでも腰を振って快感を貪りたい所ではあるが、亜里香へこれ以上負担を掛ける訳にはいかない。
俺はおちんぽで亜里香を貫いたまま、小さな身体を抱きしめた。
肌を密着させ、大切な妹の体温や鼓動を感じる。
「お兄ちゃん、大好き……」
亜里香も腕を伸ばし、俺の背に回した。
俺達は、しばらくそうして、じっとしていた。
もう大丈夫、と、亜里香が小さく呟く。
俺は少し身体を起こして、ピストン運動の体勢に入った。
「痛かったら、すぐに言うんだぞ?」
あまり奥まで突かない様に、入口付近でおちんぽを動かす。
ねっとりと亀頭に纏わり付く膣壁が、たまらなく気持ち良い。
ぬちゅ、ぬちゅ、いやらしい音が響く。
「お、お兄ちゃん、気持ち良い……?」
「はぁ、はぁ……あぁ、気持ち良いぞ……」
本音を言うと、深く深く、子宮に届けと言わんばかりにおちんぽをねじ込みたい欲はあった。
「本当に……?」
な、なんだ? まさか本心を見透かされているのか?
俺は冷静を努めて、本当だと念を押した。
「嘘つかないで! 口や足でした時、もっと気持ち良さそうだったもん……!」
「そんな事は……」
無い、と続くはずの言葉は、突然の快感に思わずこぼれた喘ぎ声にかき消された。
亜里香が俺の身体を足で挟み込んだのだ。
俗に言う、「だいしゅきホールド」だった。
それによって、おちんぽが想定していたよりも深くまで刺さってしまった。
「うく、はぁ、はぁ……ちょっと、苦しいけど、大丈夫。お兄ちゃんが気持ち良くなれる様に、私の身体、使って?」
う、うおぉぉぉぉ!
ここまで言われて遠慮するのは、逆に失礼だ。
今、この場において俺達は、兄と妹ではなく、男と女だ。
女が受け入れると言っているのなら、男がすべき事は一つ。
己の全てをぶつけるのみだ。
「あ、亜里香……!」
俺は荒々しく亜里香の唇を奪い、口内に舌をねじ込んだ。
がむしゃらに舐めまわし、舌を絡める。
時折、亜里香は苦しげな吐息を漏らした。
守るべき妹に欲情する俺は、そんな姿にさえ興奮を覚える。
その勢いのまま、一度おちんぽを入口まで引き戻す。
肉棒の圧迫感を名残惜しむかの様に、膣壁が絡みつき、たまらない快感を覚えた。
「はぁ、はぁ……亜里香……覚悟しろよ、もう泣いても止めてやらないからな」
同じく呼吸を荒くしている亜里香は、こくんと頷いた。
俺は一思いに、おちんぽを根本まで押し込んだ。
「あっ、あぁっ……! う、うう……お兄ちゃん……!」
苦しげな表情。
肉欲に滾る今の俺には、それが淫らに映った。
「あぁ……! 亜里香ぁ……!」
力任せに腰を振った。
パンパンと肉がぶつかり合う音が響く。
小さな、喘ぎとも呻きとも取れる声を漏らす亜里香の身体が、突く度に揺れる。
俺はもはや、快楽の事しか考えていなかった。
いかに肉棒を刺激するか、それしか頭になかったのだ。
亜里香への負担も考えずに腰を振っていた俺が、果てるのはすぐだった。
こみ上げてくるものを感じ取ると、亜里香の小さな身体を抱きしめ、より深く挿入した。
「出るぞ、亜里香……!」
もう声を出す事も出来ず、亜里香は小さく頷くだけだった。
びゅっ、びゅる。
熱いものが、妹の膣内で迸るのを感じた。
「あぁ……お兄ちゃんのが私の中に……」
はぁはぁと荒い呼吸をしながらも、注がれた物を感じる亜里香。
俺は一瞬冷静さを取り戻すものの、再び射精欲が高まるのを感じていた。
これが、おちんぽ人間の呪いの効果か……!
連続射精を身体が求めるが、俺は何とか亜里香の中からおちんぽを抜き去った。
「はぁ……はぁ……! し、鎮まれ……!」
ドクドクと脈打ち、処女を散らした鮮血に染まった極悪な肉棒を握り締める。
手の中で、射精をさせろと暴れる剛棒を締め付け、亜里香に声を掛ける。
「こ、これで儀式は成功のはずだ! た、立てるか……!?」
「うん……! 大丈夫!!」
様々な液体で、亜里香の下半身は悲惨な事になっていたが、妹は気丈に振舞ってみせた。
「おちんちん、辛いと思うけど……少しだけ待ってて。今なら、負けない……! お兄ちゃんに、力をもらったもの!」
力強く言葉を発する妹は、頼もしく見えた。
丁度、ブルー・ブルもチェーンによる束縛を破った所だった。
「くくくっ……! 今度こそ、オレの振動で快楽中毒にしてやるぅぅわぁ!!」
亜里香とブルー・ブルが、同時に駆け出す!
第5話「でろでろねっとり! 不定形淫獣」へ続く!!