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ある日の事だ。
柚季と二人、くつろいでいると、インターフォンが鳴った。
面倒くさいと思いつつも、玄関を開くと、久しぶりに見る姿があった。
俺の弟子だった。
魔法界での決まり事の一つに、『魔法界で魔法を学んだ者は、その知識を弟子へと伝承しなくてはならない』とある。
それをせず魔法界を出ると、『追放者』と呼ばれ抹消されてしまうのだ。
師匠に学び、弟子を持つ事で、一人前の魔法使いになる事が出来る。
「久しぶりだな。お前もようやく弟子を持ったのか?」
「いえ。私は今、魔法使い協会で働いていて、今日は先日お送りした魔法道具の報告書を受け取りに来ました」
「ああ……そうだったのか。ま、少しはゆっくり出来るのだろう? 上がれよ」
淡々と説明をしていた彼女だったが、俺の言葉に少し笑みが浮かんだ。
丁寧に頭を下げてから、俺の後に続いて、リビングに入った。
「こんにちは。お兄ちゃんの知り合い?」
「こ、こんにちは。初めまして、私はお兄さんの弟子で、サメリと申します」
お尻で揺れていた尻尾が、その動きを止めた。緊張しているのだろうか。
「……耳?」
柚季もサメリに付いている、犬耳と尻尾に気づいたのか、不思議そうに首をかしげた。
「魔法を教えてる最中の事故でな。俺は治せるが、自分の手で治せるようになるのを、最後の宿題にしている」
俺の説明に、サメリは、ばつが悪そうに耳を隠した。
「どれだけ成長したのか、試してみるか」
「え?」
「俺の魔法を見せてやろぉぉ!!」
*
時を止める魔法。
正確には、時が止まった様に見える異空間を作り出し、そこでの出来事を元の空間、時間軸へと反映させる術だ。
「こ、これはどう言う事ですか、師匠」
「見て分かるだろ? 時止めの魔法を発動した。俺の妨害に屈せず、解除してみせろ!」
妨害と聞いて身構えるサメリだが、甘い。
伸ばした手が隙間を縫い、漆黒のマント内で、たわわに実った果実を鷲づかみにした。
「ひゃぁっ!?」
「胸は少し成長したか?」
セクハラ中年親父の様な台詞だと、自分で思った。
柔らかな胸には、以前よりも弾力が感じられた。
サメリは、空間転移の魔法でソファの上へ移った。
マントを整え、少し不機嫌そうに言った。
「妨害って、そう言う事ですか?」
「そう言う事だ。精神を乱さずに、解除魔法を詠唱出来るか、やってみろ!」
サメリは、目を閉じて詠唱を始めた。
対する俺は、武装解除のための魔法を用いて、サメリから衣服を奪う。
マントは残したので、裸にマントを羽織った状態だ。
一瞬詠唱が乱れたが、サメリは、すぐに立て直した。
弟子の成長を嬉しく感じながら、俺は彼女に近づくと、頭頂部に生える犬耳に、息を吹き込んだ。
「ひゃっ、あっ、あぁ!」
「どうした? お前が本当に弱いのは、ここでは無いだろう?」
高度な魔法を解除するのは、同等か、それ以上に高度な詠唱が必要だ。
今の様に、一度中断してしまえば、最初からやり直しだ。
改めて詠唱を始めるサメリの背後に回る。
少し癖のある髪を掻き分け、今度は人間の耳に息を拭きかけた。
ぶるる、と全身を震わせたサメリだったが、何とか耐えたようだった。
「さて、次は最後まで呪文を唱えられるかな?」
サメリの耳元で囁きながら、お尻に軽く手を置いた。
手触りの良いマントに覆われた、なだらかな曲線を撫でる。
時折、鼻にかかった息を漏らすが、詠唱自体は続けられているようだ。
尻の割れ目に指を沿わせると、サメリの身体がぴくぴくと震えた。
「なんだ、感じてるのか?」
意地悪な質問に、サメリは答えずに詠唱を続けた。
残りも1/3となった頃、俺は全力でサメリを止めにかかる事にした。
胸に手を伸ばし、マントの上から、中指で乳首を軽く弾いた。
「あっ、ひっ、ぁぁっ!」
「惜しかったな、後少しだったのに」
「ど、どうして、胸には防御魔法をかけてあったのに!」
「俺に解けないとでも思ったか?」
サメリの最大の弱点は、敏感過ぎる乳首だ。
『妨害』の意味を理解したと同時に防御魔法で対策を講じた様だったが、俺の前では無駄だ。
すでに勃起し切った乳首を軽く摘まむと、それだけサメリは再起不能となった。
「あっ、あっ、あぁぁっ、や、やだぁ」
「嫌だ? 何言ってるんだ、こんなに乳首コリコリさせやがって、淫乱エロ弟子が」
乳首を引っ張ると、サメリは嬌声上げ、脱力して座り込んだ。
「し、師匠……」
今、サメリの前の前には俺の股間がある。
勃起したちんぽに押され、もこっりと膨らんだズボンに手を伸ばした。
エロスイッチも入ってしまったようだ。
「まだまだだな、サメリ」
「は、はい……ご指導お願いします……っ」
上気した顔がこちらを向いた。潤んだ瞳と目が合った。
ちんぽが脈打ち、我慢汁があふれ出るのを感じた。
「良いだろう。たっぷり指導やるから、覚悟しておけ」
俺は転移の魔法を唱え、ベッドへ移った。
ぽすっ、とサメリの身体がシーツの上に落ちた。
目をぱちくりさせて、サメリが言う。
「二人同時に転移させるなんて、やっぱり師匠は凄いです」
「褒めても褒めなくても、精子しか出ねーぞ?」
「でも親父臭いです」
うるせぇ、とは言わずに、マントを払いのけて胸にしゃぶりついた。
「ひゃっ、あぁっ、ごっ、ごめんなさいぃ!」
勃起した乳首を舌を前後左右に動かし、ぐりぐりと押しつぶす。
「あぁぁっ、あっ、あぁっ、おっぱい、気持良いッ……!」
たっぷり虐めた後は、逆に吸い上げる。
じゅっ、じゅるるっ。
音を立て、乳首をしゃぶると、サメリの全身がガクガクと震えた。
口の端から涎を垂らし、みっともなく喘ぐ弟子の姿に、我慢が出来なくなった。
股間へ手を伸ばす。当たり前の様に、まんこはぬるぬると愛液で濡れていた。
サメリの身体を裏返し、腰を上げさせた。
「尻尾をどけろ」
「でっ、でも……」
「命令だ。見せろ」
ゆっくりと尻尾が持ち上がり、そこが露になる。
肛門まで滴り、股全体がてらてらと、妖しい光沢を放っていた。
「乳首弄られて、ぐちょぐちょになってるぞ、お前のまんこ」
「うっ、うう、師匠……」
ズボンを脱ぎ捨て、愛液滴るまんこに、ちんぽを挿入した。
「あっ、あぁぁっ、し、師匠の、また大きくっ、んんっ!」
「俺のなにが大きくなったって?」
「そ、そんな事、言わせないでっ、ああぁっ!」
腰を振りながら、軽く尻を叩いて催促する。
女の子に卑猥な言葉を言わせたいのは、男の性だろ。
「あっ、あぁっ、ちっ、ちんちんっ、です!」
俺は思わずにやけてしまう。
この征服感がたまらない。
「そうか。サメリはいやらしいな。まんこでちんぽの大きさ測るのか」
「そっ、そんなっ、あっ、あぁっ!」
ぬちゃぬちゃと音を立て、ピストン運動を繰り返す。
ふぁさっ、ふぁさっ、と尻尾が腹に触れてくすぐったい。
「なあ、お前の実力なら、もう、耳も尻尾も消せるんじゃないか?」
結果的に、こうしてセックスに勤しんでいるが、サメリは俺が発動した時止めの魔法を解除しようとしていた。
全く勝算がないなら、動かないのが、サメリの性格だ。何とかなると踏んで詠唱をしていたのだ。
それが可能ならば、この程度の魔法を解く事は、簡単に出来るはずだ。
「そっ、それはっ、あっ、師匠からの宿題だからっ……」
「なに?」
「わっ、私は、もっと、師匠に色んな事をっ、あぁっ、教わりたい、ですっ」
可愛い事を言いやがって。
俺はサメリに覆いかぶさるような体勢になり、耳元で語りかける。
「魔法使い協会にいるなら、これからも来るんだろ? 魔法もエッチな事も沢山教えてやるよ」
「は、はいっ、やっ、ああぁぁぁあぁぁっ!」
サメリは「はい」と答えた後も何かを言おうとしていたが、俺が乳首を撫でた事で、それは嬌声に変わった。
乳首を指で摘まみ、コリコリと扱きながら、ちんぽを出し入れする。
「はっ、あっ、あぁぁっ! んっ、んんっ……」
サメリは言葉の代わりに、口づけをしてきた。
それを受け入れる。少し辛い体勢だったが、俺は精液がこみ上げて来るのを感じていた。
激しく舌を絡ませ合い、互いに涎をポタポタ滴らせる中、俺は果てた。
びゅくっ、びゅく、とちんぽが数回に分けて精液を吐き出した。
「あぁぁ……師匠……」
膣内に注がれる熱いものに、サメリは恍惚の表情を浮かべ、うわ言のように俺を呼んだ。
俺はちんぽを引き抜き、まんこから、あふれ出した精液を見届けて、支配欲が満たされるのを感じた。
最後にもう一度、サメリに軽くキスをして、後片づけを始める。
*
衣服の乱れや、互いの体液を魔法で綺麗した後、リビングへと俺達は戻って来た。
まだ時は止めたままだが、何か違和感を覚えた。
「師匠、……妹さん、動いていないですか?」
「え、いや……」
言われてみると、柚季は少し動いたようにも見えた。
「俺の魔法に抗う力が柚季にあるとは思えないが……」
「師匠と血が繋がっているのなら、潜在能力は高いかと」
「ふーむ……」
少々魔法を解除するのが恐くなって来た。
他の女の子とエッチな事をしても許すと言っていたが……。
とは言え、このままにしておく訳にもいかないだろう。
魔法を解除すると、柚季は不思議そうに首をかしげていた。
「……うーん? 一瞬二人とも居なくならなかった?」
「き、気のせいじゃないか?」
我が妹ながら、恐ろしい奴だ。
いつか逆転されないよう、気を付けなくては……。
おわり