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駆け出した亜里香は高く跳んだ。
宙に舞う身体から、真っ白な閃光が四方八方に放たれる。
「最終奥義! スターフィニッシャーッ!!」
推測しよう!
スターフィニッシャーとは、俺から魔力を受け取り、最大限までパワーアップした亜里香の必殺技だと思われる。
星型に圧縮された魔力の塊を無数に生み出し、圧倒的パワーで敵を消し飛ばしてしまう、と思われる。
その威力は、一説によると惑星の一つや二つ、簡単に消し去ってしまうほど、なのだと思われる。
「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!」
破壊音が鳴り響く中、ブルー・ブルが断末魔の叫び声を上げた。
「あっ、亜里香、大丈夫か!?」
俺の呼びかけに応じる様に、塵煙の中から、亜里香が飛び出して来た。
目立った怪我はない。それどころか、あちこち汚れていたはずの衣装は真新しくなっていた。
「た、倒したよ! やった! 私達、勝てたよ! お兄ちゃん!」
ぴょんぴょんと跳ね回って喜びを無邪気に表現する亜里香。
その笑顔を見ていると「衣装や身体の汚れは魔法で綺麗になったのだ、細かい事はどうでも良い」と思えて来た。
「キェェ……まさか、ブルー・ブルを倒すとはねぇ……」
どこからともなく、クバァの声が聞こえてくる。
「だけど、これで勝ったと思うんじゃないよ……次の手はすでに考えてあるのさっ! ヒェッヒェッヒェ……」
クバァの声が途絶えると同時に、大きな揺れが、俺達を襲う。
「な、なんだ、何が起きてるんだ!?」
「クバァが逃げた事によって、異空間の崩壊が始まったみたい。お兄ちゃん、ちょっとじっとしてて」
亜里香は俺に抱き付き、呪文の詠唱を始めた。
「ウトイモウトイモ、テレポート!!」
エレベーターに乗った時の浮遊感を、何倍も強烈にした様な感覚が、全身を包む。
目がチカチカする極彩色の空間を通り抜け、俺達は自宅に戻った。
密着する亜里香の身体。どうして女の子の身体はこんなにも柔らかなのか。
疑問と情欲が同時に沸き上がる。
亜里香が股間の膨らみに気付いた。
俺は依然として全裸なので、気付かない方がおかしい。
頬を赤く染めて言う。
「その……私達、しちゃったね……兄妹で……」
改めて確認すると、とんでもない事をしまった様に思えたが、今はその光景がフラッシュバックしておちんぽがヤバイ。
近親相姦がどうだとか考える余裕はなかった。
「亜里香……」
「お兄ちゃん、もしかして、また出したくなっちゃったの?」
「ああ……さっきの事を思い出したら、な」
もうっ、と可愛らしく頬を膨らませる亜里香。
「私はともかく、お兄ちゃん、埃とか……その……その他色々で汚れちゃってるから、まずは、お風呂に入ろっか」
亜里香が呪文を唱え、一瞬で風呂の用意をしてくれたようだ。
俺は元々裸だったので、服を脱ぐ手間もなく、浴室に入った。
浴槽にはたっぷりのお湯が張られており、湯気が立ち込めていた。
石鹸を泡立て、わしゃわしゃと全身を洗う。
奇麗になった身体を湯に沈める。
ふぇぁぁ、と思わず間抜けな声が出てしまった。
「お兄ちゃん、私も入って良い?」
扉の向こうから亜里香が声を掛けて来た。
……風呂の中で抜いてくれるのかな? と期待に胸を高鳴らせつつ、入室を許可する。
風呂に入って来た亜里香は、何故かスクール水着に着替えていた。
「……似合う?」
まるで呼応する様におちんぽが脈打ち、股間がじぃんと熱く疼いた。
亜里香は「お邪魔します」と浴槽に足を入れた。
俺の上に、座る様な形で亜里香が湯に浸かる。
元々過剰に張られていたお湯が、ざぶざぶと零れ落ちた。
亜里香のスベスベな太股に挟まれたおちんぽからも、精液が溢れ出しそうだ。
「お湯よりも、あっつくなってるね」
指先で亀頭を撫で回しながら、亜里香はそんな事を言った。
「あっ、亜里香!」
堪らなくなり、俺は目の前にある小柄な女体に抱きついた。
動きに合わせて、湯が音を立てる。
スク水の上から、豊かとは言えない胸をむにむにと揉む。
おっぱいの程よい弾力に、滑らかな手触りが加わる事によって、素晴らしい揉み心地を生み出している。
しばらくむにむにしていると、乳首の勃起が始まった。
ぴょこんと膨らんだ、そこを重点的に撫で回すと、亜里香の口からは艶かしい吐息が漏れる。
おちんぽに触れている、女の子の秘められた部分も、熱を上げてきている様に感じる。
「あっ……ん……お兄ちゃんの……おちんちん、ビクビクしてる……」
亜里香の胸を弄っている最中も、おちんぽへの愛撫は止まっていなかった。
お湯よりも粘度の高い液体が亀頭に塗りつけられるのを感じる。
「お兄ちゃん……んっ……キス、しよう……?」
スク水姿の妹は、浴槽の中で器用に身体の向きを変えた。
対面座位の様な体勢になり、唇を重ねる。
「ちゅっ……ん……んん……」
互いに舌を伸ばし、絡ませあう。
ディープキスの最中、亜里香はおちんぽを握り直した。
「ん……お兄ちゃん……おちんちん、気持ち良い……?」
「ああ……くっ……気持ち良過ぎるくらいだ……」
俺は、込み上げてくる射精感を何とか押さえ込んでいた。
良かった、と微笑み、キスが再開される。
ねろねろと蠢く舌に、口内を舐め回される。
キスの快感はおちんぽと連動し、堪らないものとなっていた。
「うっ、はぁ、はぁ……そろそろ……」
出そうだ。と、俺が言うより先に亜里香がきつく抱き付いて来た。
「お兄ちゃん大好き。好きっ……!」
おちんぽに亜里香の敏感な所が押し当てられる。
その状態で、亜里香はわずかに腰を上下に動かした。
スク水の股布に包まれたおまんこに、おちんぽをシゴかれたのだった。
「あっ、うぅっ……亜里香っ、俺も好きだ……!」
びゅくっ、びゅるっ。
「……お兄ちゃん?」
亜里香もまさか俺がこのタイミングで射精するとは思っていなかったのだろう。
どうしたの? と言った様な口調に俺は、苦笑いで謝るしかなかった。
「ううん。気にしないで。大丈夫だよ」
我が妹ながら、何て良い子なのだろうか。
暴発してしまったおちんぽを、愛しむ様な手つきで撫でられながら、俺は思った。
「……ん?」
俺は浴室と脱衣場を遮る曇りガラスの向こうに、違和を感じた。
何か、黒っぽい物がうねうねと揺れている様に見える。
亜里香もそれに気付いたらしい。
先ほどまでの表情とは打って変わって、険しい顔になっている。
「まさかクバァの奴、家にまで攻めて来たのか……!?」
いや、良く考えれば、家を知られてるのだから、攻めて来ない理由がなかった。
「お兄ちゃんは、ここでじっとしていて!」
浴槽を飛び出るなり、戦闘衣装に魔法で着替える亜里香。
心配ではあるが、俺は魔法の一つも使えないので、成り行きを見守るしかなかった。
亜里香は浴室の扉を勢い良く開くと同時に、火の玉を放った。
爆発音と同時に大量の煙が立ち昇った。
「う、きゃぁっ!?」
煙幕の中から伸びた真っ黒な触手が、亜里香の手首に絡み付いていた。
俺は慌てて浴槽出た。
触手を外そうと亜里香に手を伸ばす。
「うおっ!?」
亜里香に触れる間もなく、別の触手が飛んできて、腹にぐるりと巻き付いた。
凄まじい力で煙の中へと引きずり込まれる。
「おっ、お兄ちゃん!!」
亜里香の姿が見えなくなると同時に、ぶよぶよとした何かの上に、尻から着地した。
「なっ……なんだ、こいつは……!?」
枕二つ分ほどの真っ黒な塊だ。
その輪郭はうにょうにょと蠢めいている。
俺と亜里香に絡みつく触手は、こいつから伸びていた。
腹に巻きつく触手を解こうと、手に取るが、見た目以上の弾力性と強固な締め付けの前に、俺は無力だった。
その内に、亜里香も俺と同じ様に引き寄せられた。
拘束される俺達兄妹の背後で、しゃがれた声が響く。
「ヒェヒェッ! 今度こそワシの勝ちじゃぁぁっ!!」
「クッ、クバァッ!?」
俺と亜里香の声が重なった。
「オーブを返さねば、兄を自らの身体で殺す事になるぞ! キェェェェェッ!!」
クバァの脅し文句の意味する所とは……!?
第6話「コントロールセックス」へ続く!!
白井木流様 第5話『でろでろねっとり! 不定形淫獣スライム』ありがたく拝見させていただきました。
お兄さんとお風呂でエッチとなると、裸の二人を想像していましたが、う~ん、スクール水着ときましたか。
おみそれしました!
それにしても、亜里香ちゃんの水着姿、一度拝んでみたいですねぇ。
お兄さん、羨ましすぎです。
どうか、無理をなさらないペースで更新なさってくださいね。
続きも楽しみに待っています。